アイコン 続報:サムスン帝国危機 会長急性心筋梗塞で倒れる 手術成功/サムスンソウル病院

急性心筋梗塞を発症し緊急手術を受けたサムスン電子の李健熙会長(72)は、脳損傷を防ぐための低体温治療を受けている。
正常体温に回復するまで48時間かかるため、意識が回復したかどうか分かるのは13日午前になるとみられる。
サムスングループ未来戦略室の李濬コミュニケーションチーム長(専務)が12日、明らかにした。
 サムスングループコミュニケーションチームによると、李会長はこの日午前8時半ごろ、人工心肺機能を果たす体外式膜型人工肺(ECMO)を外し、心臓機能は回復、現在も安定した状態を維持しているという。

李会長は10日夜、ソウル市内の自宅で心筋梗塞を起こし、近くの順天郷大病院に運ばれた。病院に到着した直後に心臓まひの症状が出たため心肺蘇生術を実施。応急措置で症状が落ち着き、11日未明にサムスンソウル病院に移送されステントを入れる手術を受けた。ステントは金属製の網状のチューブで、心臓の血管(冠状動脈)を広げた後に置いて血流を確保する。

その後、低体温治療を受けている。
同治療は体温を下げ細胞の代謝を落とすことで組織損傷を最小限にとどめるもの。治療中の患者は深い眠りに入った状態が続く。

 李会長夫人の洪羅喜サムスン美術館リウム館長と長女、李富真ホテル新羅社長、次女の李叙顕エバーランド社長ら家族が容体を見守っている。
長男の李在鎔サムスン電子副会長は病院に寄ってから、この日の業務は予定通りこなすという。
 
サムスンソウル病院医療陣は11日、応急治療や緊急手術が成功したと話した上で、脳損傷について「大きな影響はないだろう」と説明した。
ただ、李会長の入院期間がどの程度になるかについては具体的な回答を避けた。
 一方、李会長が入院したことを受け、崔志成未来戦略室長(副会長)をはじめ、グループの首脳部は普段通りサムスン電子ソウル社屋に出勤し、李会長の健康状態や今後の対応について話し合っている。
ただ、李会長がこれまで直接経営に関わっていなかったため、別途の経営対策はなく、通常通りの業務を行うという。

以上、韓国聨合ニュース参照

韓国最大のサムスン財閥は、韓国経済の屋台骨を担っている。

[ 2014年5月12日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   


PICK UP

↑トップへ

サイト内検索