アイコン ソチ冬五輪 金姸兒(キム・ヨナ)の異議棄却/国際スケート連盟  鄭夢準

世界中のスポーツ選手に不愉快な思いをさせた金姸兒の異議申し立てと韓国民が直接浴びせた金メダリストのソトニコワなどへの個人攻撃・バッシング。今の韓国を象徴する出来事であった。
国際スケート連盟(ISU)は3日付で、ソチ五輪のフィギュアスケート女子の採点をめぐり、韓国が申し立てた異議を棄却したと発表した。
韓 国スケート連盟と大韓体育会は、連覇が懸かった金妍児が、アデリナ・ソトニコワ(ロシア)にフリーで逆転され銀メダルに終わったことに関し、審判員構成で 倫理規定に違反する点があったとし、正式に、国際スケート連盟(ISU)に対し、調査を求める異議申してを行っていた。
今後、韓国側は今回の連盟の決定について、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に訴えることができる。

遡ることロンドンオリンピックの「竹島はわが領土」と政治的宣伝行為を行ったMF朴鍾佑選手のメダル剥奪問題、
ここでは、韓国サッカー協会が、日本の協会に対して謝罪メールを即刻送ったが、これに対し激怒した鄭夢準(62歳、与党セヌリ党重鎮、FIFA名誉副会長、現代財閥の御曹司)が、韓国協会を厳しく叱り付け、メールを撤回させた上、FIFAの最終処分をほとぼり冷めるまで処分させず、最終的に銅メダル授与、軽度の処分で終わらせた経緯がある。
その鄭夢準は、政権党のセヌリ党を代表してソウル市長選に出ているが、出口調査では、再選を目指す国政最大野党・新政治民主連合の朴元淳候補が54.5%、鄭夢準候補(44.7%)と10ポイントも大きくリードされている。

鄭夢準の息子(19歳)が4月21日、フェイスブックで「(韓国)国民が未開だと国家も未開になるんじゃないだろうか」と綴った。セウォル号沈没事故に対する朴大統領のお悔やみと謝罪に対する国民からのバッシングについての感想を綴ったものだが、息子は的を得ているようだ。
ただ、鄭夢準は、次の大統領候補の№1候補とも目されており、底なしの現代財閥の軍資金により、勝利する可能性もある(現代財閥の浮沈にもかかわる)。金の力で政治家になったような人物で、政治家には向かない超短気な性格の持ち主だ。
 

[ 2014年6月 5日 ]
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