アイコン サブプライムローン罰金 シティに1兆円、バンク・オブ・アメリカに1兆7千億円で提訴へ/司法省

米銀のシティグループ とバンク・オブ・アメリカ(BOA)は、サブプラムロー=住宅ローン担保証券(RMBS)販売に関する米司法省の調査を終結させるための和解交渉が物別れに終わり、同省から提訴される見通しとなったとブルームバーグが報じている。
司法省と両行との和解交渉は非公開に行われているが、関係者によると、司法省の提示額に対し両行は不満をもち、和解には達せず6月9日和解交渉は中止、司法省は今後、両行に対して訴訟する可能性が大きくなっているという。
司 法省は最大、シティに対し100億ドル(約1兆200億円)強、BOAに対し170億ドルの支払いを求め、和解交渉に入っていたとされる。しかし、両行の 容認額との隔たりは大きく、シティは40億ドル弱、BOAは約120億ドルにとどまっているという。司法省が提訴しても、途中和解交渉が再開される可能性 もある。
以上。

実際販売した銀行は当然だろうが、当問題では、一番の「悪」は、世界の国々や企業を自らの尺度で好き勝手にランク付けている格付機関ではなかろうか。格付機関の厳格な処罰を行ってこそ、サブプライムローン問題にも終止符が打たれるものと思われる。格付機関が、サブプライムローン担保証券を金融機関とグルになり安全な格付にした功罪は、百年先も消えるものではない。

[ 2014年6月16日 ]
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