アイコン エボラ出血熱 アメリカ国内初の発症  ダラスで隔離

エボラ熱は、ウイルスに感染してから発症するまでに長くて2週間、最近事例では3週間もあるという。
米疾病対策センター(CDC)は9月30日、テキサス州ダラスの病院で治療を受けている患者がエボラ出血熱の陽性反応を示したことを確認したと発表した。
米国でエボラ熱の診断が下されたのはこれが初めて。
テキサス・ヘルス・プレスビテリアン・ホスピタルの当局者は、この患者は、現在隔離されていると述べた。また、これらの当局者は医師や医療スタッフ、他の患者の安全を守るためCDCの勧告に従った措置を取っていると話しているという。
以上、WSJ参照。

これまで危惧されていた感染した人の発症が、米国内で発生した。当該の人物は、エボラ汚染国のリベリアから帰国したとされ、感染したまま帰国して、米国内で発症したことになる。当該の感染者が帰国後、触れ合った人も感染の疑いが濃くなる。
日本では入国者に対して、空港でサーモチェックを行っているが、発症していない限り、高熱は出ず、チェックにはかからず、感染者は素通りできる。
それに、リベリア等のエボラ汚染国からの帰国者や入国者に対して、2~3週間、隔離室に拘束することは人権侵害に当たり、当然できない。
しかし、こうした人たちの中に、米国で今回発症した人のような、感染した人がいない保証はできない。
これが、世界へ蔓延する可能性がある治療薬もなく・致死率が極めて高いウイルスによる感染の最大の恐怖だ。パンデミック=pandemic。

 

[ 2014年10月 1日 ]
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