アイコン 50歳以上 血圧120以下が心臓病の発症や死亡リスク少ないと/米研究機関

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アメリカの国立心肺血液研究所を中心とする研究チームが、高血圧の患 者の治療で、最高血圧を120未満に抑えると、これまで推奨されてきた140未満の治療より心不全などの心臓病を発症するリスクが25%低くなるとする研 究成果をアメリカの医学誌「ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」で発表した。

研究チームは、米国内の100以上の医療機関で、血圧が高い50歳以上の男女約9400人を対象に大規模な調査を行った。

調査では、血圧を下げる薬によって、最高血圧を、アメリカで一般的に推奨されている140未満に抑えるグループと、さらに120未満にまで下げるグループの2つに分け、平均で3年以上にわたって経過を追跡した。

その結果、120未満まで下げた患者は、心筋梗塞や心不全など心臓の病気を発症する割合が25%低くなったほか、死亡する割合も27%低くなった。
その一方で、めまいや腎不全などの症状の割合は増えたが、調査に加わった研究者は「最高血圧を低く抑えることのメリットのほうが大きい」と指摘している。

[ 2015年11月11日 ]
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