アイコン 全国ビジネス地区のオフィス空き室率 大幅に好転 地方賃料は上がらず/三鬼商事

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オフィス不動産会社の三鬼商事によると全国主要都市のビジネス地区のオフィス空き室率は前年同期比で大幅に改善され、特に東京・名古屋・福岡では入居予定者のニーズしだいではなかなか見つからない状態に陥っている。

アベノミクス効果は、大手輸出企業、大手企業から中堅企業・中小企業へ広がりを見せており、オフィス需要も旺盛となっている。
ここまで下がれば、暫く大手ゼネコンはオフィスの建築需要で食える状態が続く。
通常、8%を境に価格が上下するとされ、オフィス価格はかなり上昇するはずだが、新築物件は高いものの、既存物件との乖離が大きく、賃料は東京を除きそれほど上がっていない。
 

全国ビジネス地区の空き室率
 
14/10月
 
15/8月
15/9月
15/10月
東京
5.60
 
4.72
4.53
4.46
大阪
8.06
 
8.29
8.12
7.85
名古屋
7.83
 
6.62
6.80
6.91
札幌
8.05
 
5.99
5.83
8.61
仙台
11.20
 
10.16
10.27
10.08
横浜
8.75
 
7.34
7.09
7.18
福岡
7.95
 
6.71
6.51
6.31

 

全国ビジネス地区の平均賃料 坪当たり/円
 
14/10月
 
15/8月
15/9月
15/10月
前年比
東京
16,913
 
17,490
17,594
17,612
4.1%
大阪
11,119
 
11,141
11,135
11,122
0.0%
名古屋
10,773
 
10,799
10,798
10,798
0.2%
札幌
8,207
 
8,136
8,156
8,161
-0.6%
仙台
9,099
 
9,067
9,047
9,042
-0.6%
横浜
10,456
 
10,527
10,519
10,551
0.9%
福岡
9,206
 
9,223
9,222
9,224
0.2%

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[ 2015年11月17日 ]
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