アイコン 炭素繊維 従来の10倍の生産効率技術開発/NEDO

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 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、航空機の機体などに使う炭素繊維を、現在より大量に低コストで作れる技術を開発したと発表した。
材料や製法を改良し生産性を10倍に高められるという。
  NEDOは、東京大学、産業技術総合研究所、東レ(株)、帝人(株)、東邦テナックス(株)、三菱レイヨン(株)とともに、従来の炭素繊維製造プロセスに 比べて、製造エネルギーとCO2排出量を半減させ、生産性を10倍に向上できる革新的炭素繊維製造プロセスの基盤技術を確立した。この技術により、低コス トで大量に炭素繊維を製造することができるという。

今後、この量産プロセスの工業化を目指すとともに、複合材料用繊維として革新的な性能を発現する高性能かつ多機能な炭素繊維の創出を目指す。
国内大手は炭素繊維の世界シェア(市場占有率)で約6割を占める。
炭素繊維の需要は2020年までに年15%伸びるとみられ、生産性向上で国内メーカーの優位を確実にする考え。
NEDOは「今後10年をめどに実用化を検討したい」としている。

炭素繊維は、材料のアクリル繊維を1000~2000度で加熱して炭化させて作るが、加熱には時間や大量のエネルギーが必要となる。
新技術では、繊維を改良して加熱する工程を減らしたりして、時間や二酸化炭素(CO2)の排出などを抑えられる。
以上、

韓国にばかり工場を作る経団連のボスの東レは、韓国の暁星(石油化学工業、炭素繊維生産)と協力関係にあるが、自社の独自技術ではない当技術を盗人されないようにくれぐれもお願いしたいものだ。
当技術が量産体制には入れれば、航空機ばかりか自動車等に需要が飛躍的に高まるものと見られる。

炭素繊維 従来の10倍の生産効率技術開発
 

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[ 2016年1月25日 ]

 

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