アイコン 「レセプト債」販売のアーツ証券を行政処分へ /金融庁 オプティファクター関連

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証券取引等監視委員会は、診療報酬の流動化債権の「レセプト債」を発行していた資産運用会社の「オプティファクター」などが債務超過に陥り、昨年11月約220億円余りを償還しないまま破産した問題で、アーツ証券が、債務超過の事実を隠してこの債券を販売していたとして、行政処分を行うよう金融庁に勧告する方針を固めた。
債券を購入していた高齢者や主婦などを中心に、この債券を販売した証券会社の責任を求める動きが各地で起きている。
証券取引等監視委員会が、この債券の販売や仲介をしていた東京・中央区の「アーツ証券(株)」(東京都中央区京橋3-6-18 東京建物京橋ビル6F)に対して、行政処分を行うよう金融庁に勧告する方針を固めた。

アーツ証券は3年前には資産運用会社が債務超過状態だったことを把握しながら、投資家に対し「レセプト債の運用は安定している」などと説明して勧誘していたという。

監視委員会はこうした行為が金融商品取引法に違反する虚偽の告知に当たると判断したということで、29日にも勧告する。
問題のレセプト債は、ほかにも6社の証券会社が販売していて、監視委員会はこれらの会社についても調査を進めている。

以上、
日本には証券取引等監視委員会がありながら、司法権も情報も持たず、証券や債権の不正販売の取り締まりも何もできない後手後手の形ばかりの組織となっている。
司法権を持たせアメリカ並みにすることが求められるが、強化しすぎれば、裏の選挙資金を運用する議員さんたちにも影響し、最初から形骸化した組織となっている。

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商号
アーツ証券株式会社
The Arts Securities Co., Ltd.
所在地
東京都中央区京橋3-6-18 東京建物京橋ビル6F
設立日
平成15年8月11日
開業日
平成16年1月14日
資本金
500,000,000
主な事業
金融商品取引業
従業員数
23
加入協会
日本証券業協会・一般社団法人 第二種金融商品取引業協会・一般社団法人 日本投資顧問業協会
役員
代表取締役社長 : 川崎 正
取締役 : 江連 昌一
 

[ 2016年1月29日 ]
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