アイコン 2015年度配当 過去最高10兆円超 投資家重視、従業員軽視の分配

スポンサード リンク

経営者にとって、身の保全は株主を優遇することにある。

上場企業の2015年度の配当総額は約10兆8千億円と初めて10兆円を超え、3年連続で過去最高を更新する見通しとなっている。
なかでも昨今の輸出低迷などから業績見通しを下方修正した企業の約9割が、従来計画通りの配当を維持する見込みとなっており、株主還元を重視する流れが一段と鮮明となっている。

企業が稼いだ利益や資金を貯め込まず配当に回すことで、足踏みする個人消費を下支えするつもりなら、従業員に対して一時金を支払った方が賢明だろう。

個人投資家のほとんどは、秋から続く株価の下方トレンドに打ちのめされており、配当はその穴埋めの足しにしかならない。固定株主は大金持ちがほとんどで、配当で何か購入するような人たちは少ない。
意図的にバラ色の解釈ばかりしようとするマスコミが多すぎ、マスコミは今や労働分配率など寄って集って死語にしてしまった。

スポンサード リンク
[ 2016年2月17日 ]

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 


PICK UP


PICK UP - 倒産

↑トップへ