日本マクドナルド 過去最大の赤字
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長期客離れが進行中に起きた商品への異物混入の問題などにより業績不振が続いている「日本マクドナルドホールディングス」の昨年1年間のグループ全体の決 算は、最終的な損益が▲347億円の赤字と、平成13年に株式を上場して以来、最大の赤字となった。最終的な損益が赤字になるのは2年連続。
以前、同社が黒字を出していたのは、前任の原田氏が原田マジックで黒字を出していたに過ぎず、そのマジックを使わざるを得なかった長期低落傾向が同社にあった。その傾向を抜本的な対策をせずにしていたことから、今日の大赤字連発となっているものといえる。
同社は身売りの話や人気のワンコイン朝食メニューを1日中のメニューにしたことなどから客が回復してきていると大喜びしている。ちょっとしたことが回復につながる。しかし、銭を取るからには価格に関係なく、美味しいハンバーガーを提供することが客回復に一番大切なことだろう。
日本マクドナルド
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連結/百万円
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売上高
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営業利益
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経常利益
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当期利益
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14/12期
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222,319
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-6,714
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-7,974
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-21,843
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15/12期
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189,473
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-25,233
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-27,691
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-34,704
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15期/14期比
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-14.8%
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16/12期予想
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220,000
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3,300
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2,200
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1,000
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16期予/15期
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16.1%
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13/12期
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260,441
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11,524
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10,236
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5,138
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12/12期
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294,710
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24,780
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23,770
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12,870
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[ 2016年2月 9日 ]
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