アイコン グーグル ロボット部門売却へ 「Android」のルービン退社で核失う

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米グーグルが傘下のロボット開発会社の米ボストン・ダイナミクスの売却を模索していることが17日明らかになったとブルームバーグが報じた。
グーグルは2013年にボストン・ダイナミクスなどを買収したが、買収後も独自路線を貫くボストン・ダイナミクスとグーグル社内の他のロボット開発陣が対立。早期の収益化のメドも立っていないことから手放すことにしたという。
ブルームバーグは、ボストン・ダイナミクスの買い手候補として、トヨタ自動車やアマゾン・ドット・コムの名前を挙げている。グーグル、トヨタ自動車、アマゾンは報道に対し、コメントしていない。

ボストン・ダイナミクスは1992年にマーク・レイバート氏らが創業。米国防総省の国防高等研究計画局(DARPA)の資金を受け、主に米陸軍向けの2足歩行ロボットや4足歩行ロボットを開発している。

グーグルは、ロボット事業への参入を目指し、2013年にボストン・ダイナミクスを含むロボット関連企業8社を矢継ぎ早に買収。この中に東大発ベンチャーのSCHAFT(シャフト)が含まれていたこともあり、日本でも注目を集めた。グーグルは20年を目標に一般販売展開を計画していた。
 ただ、一連の買収を主導した大幹部のアンディ・ルービン氏が、2014年末にグーグルを退社。強力なリーダーを失った結果、「レプリカント」と名付けられたロボット開発プロジェクトは迷走していた。
ルービン氏は2005年、自身が率いていた企業「Android」の買収とともにGoogleに加入し、それ以来は世界中に普及しているAndroidスマホ事業の中心人物としてビジネスに関わってきていた。

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[ 2016年3月18日 ]

 

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