アイコン 米2月の消費者物価指数▲0.2%・小売▲0.1%減、住宅着工数など

スポンサード リンク
 

FRBが利上げを見送った原因の可能性がある小売と物価指数のマイナス、ただコアは上がっている。

<消費者物価指数>
消費者物価指数(前月比) /前回: 0.0% 予想:▲0.2% 結果:▲0.2%
消費者物価指数(前年比) /前回:+1.4% 予想:+0.9% 結果:+1.0%
消費者物価指数(コア・前月比)/前回:+0.3% 予想:+0.2% 結果:+0.3%(コアは生鮮食品とエネルギーを除いた指数)

<住宅着工5ヶ月ぶりの高い水準>
住宅着工件数(年率換算)/前回:109.9万件(改訂:112.0万件) 予想:115.0万件 結果:117.8万件
住宅着工件数(前月比) /前回:-3.8%(改訂:-3.4%) 予想:+4.6% 結果:+5.2%
建設許可件数(年率換算) /前回:120.2万件(改訂:120.4万件) 予想:120.0万件 結果:116.7万件
建設許可件数(前月比) /前回:▲0.2% 予想:▲0.2% 結果:▲3.1%

<小売売上高▲0.1%減、再びリセッション論台頭か  FRB利上げ見送りに影響
米商務省が15日発表した2月の小売売上高は前月比▲0.1%減となり、予想の▲0.2%ほどは減少しなかった。ただ1月分が大きく下方修正されたことで、米経済の成長見通しに対する疑問が再燃する可能性もある。
2月は自動車販売の鈍化のほか、ガソリン安を受けたガソリンスタンドの売上高減少が響いた。自動車、ガソリン、建材、食品を除くコア売上高は横ばいとなった。
1月分は小売売上高全体が▲0.4%減、コア売上高は0.2%増にそれぞれ下方修正された。従来発表は全体が0.2%増、コア売上高が0.6%増だった。

<米企業在庫0.1%増加>販売減少が影響
米商務省が15日発表した1月の企業在庫は前月比0.1%増加した。販売の減少が続いており、企業が積み上がった在庫を減らすまでには予想以上に時間がかかる可能性を示唆した。市場予想は横ばいだった。
前月の数字は当初発表の0.1%増から横ばいに修正された。
在庫は国内総生産(GDP)の重要な構成要素となる。GDP算出に使われる自動車を除く在庫は2ヶ月連続で0.2%上昇した。

<米卸売物価指数(PPI)0.2%下落>
米労働省が15日発表した2月の米卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は季節調整済みで前月比0.2%下落し、1月の0.1%上昇からマイナスへ転じた。
一方、前年同月比は横ばいと、2015年1月以来初めてマイナスを脱した。物価の下落傾向が終わりに近づいてきていることを示唆した。
市場は前月比で▲0.2%の下落、前年同月比で0.1%上昇を予想していた。


 

[ 2016年3月17日 ]
スポンサード リンク
 

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 


PICK UP


PICK UP - 倒産

↑トップへ