アイコン 3月の中小企業のDIも悪化/日本政策投資公庫

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日本政策投資公庫は、次のとおり、3月の中小企業のDIを発表した。

1、売上高
2016年3月の売上げDIは、前月(4.9)から6.9ポイント低下し、▲2.0となった。マイナスとなるのは、3ヶ月ぶりである。
最終需要分野別にみると、建設関連や家電関連、乗用車関連などで低下している。
今後3ヶ月の売り上げ見通しも、最終需要分野別にみると、家電関連や設備投資関連、建設関連で低下している。

2、利益
利益額DIは、前月(3.6)から3.8ポイント低下し、▲0.2となった。マイナスとなるのは、15ヶ月ぶり。
最終需要分野別にみると、乗用車関連や建設関連、家電関連で低下している。
業種別にみると、黒字企業割合は食料品卸売業や非鉄金属製品製造業、繊維品卸売業などで低下している。

3、価格、雇用、生産設備
販売価格DIは、前月(▲3.5)から1.7ポイント低下し、▲5.2となった。
仕入価格DIは、前月(▲6.7)から3.4ポイント上昇し、▲3.3となった。
従業員判断DIは、前月(14.4)から9.6ポイント低下し、4.8となった。
生産設備判断DIは、前月(▲4.4)から2.2ポイント低下し、▲6.6となった。

当DIは、3大都市圏の当公庫取引先900社(首都圏454社、中京圏142社、近畿圏304社)を対象としたもので、回答率69%の621社の集計値。
DIは、企業の業況について全般的な判断を問う各質問に対し、(1)良い、(2)さほど良くない、(3)悪い、の3つの選択肢から選択したもの。
 

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[ 2016年3月29日 ]

 

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