アイコン 米フェイスブック 対話アプリのワッツアップ の暗号化強化 外部から不可能に

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米フェイスブックは5日、10億人を超える利用者を抱える傘下のWhatsAppのメッセージングサービスについて、デフォルト(初期設定)の暗号化を強化したと発表した。
ワッツアップはブログへの投稿で「考え方はシンプルだ。メッセージを送る際、それを読むことができるのはメッセージを送った相手だけだ。誰もメッセージの内側を見ることはできない。サイバー犯罪者も、ハッカーも、圧政的な政府、われわれですら不可能だ」と説明している。

法執行機関がデジタル通信にどこまでアクセスできるのか国際的な議論が高まっており、スマートフォンの「iPhone」のロック解除をめぐる米アップルと連邦捜査局(FBI)の対立が注目を浴びる中での新たな動きとなった。

ワッツアップは、対話アプリで通信を行う2者間のいわゆるエンド・ツー・エンド通信の完全な暗号化について、非営利組織のオープン・ウィスパー・システムが提供するソフトウエアの支援を得て、約2年前から開発への取り組みを始めた。
対話アプリについては、2014年にテキストのみのメッセージを対象に初期設定からエンド・ツー・エンド通信の暗号化を実施しているが、グループチャットのほか写真や動画を含む通信は完全に暗号化していなかった。
5日時点でワッツアップのメッセージは、エンド・ツー・エンド通信のすべてに暗号化が施されており、仮に法執行機関の求めがあっても、同社は顧客のメッセージを読むことはできないとしている。

 中国は、当局の求めに応じて情報開示しなければ開設すら許されず、また、掲載された記事を瞬時に消し去る権限も当局が有し、10万人ともされる部隊がネットを常に監視している。
 言論統制下のこうした独裁国家の中国を除き、カカオもラインも情報は当局の求めに応じ、ジャジャ漏れ状態にされている。
 ワッツアップのようなセキュリティを施さない限り、ラインがいくらNY上場したところで、アメリカでの拡大はできないだろう。
 外部から覗き込もうとすれば、対象そのものがその瞬間破壊されるようなセキュリティが必要だろう。ソフトは簡単に作れるはずだ。

WhatsApp(米国、10億人)
LINE(韓国系日本、5億人)
WeChat(中国、4.5億人)
Viber(欧州、3億人、楽天傘下)
Kakao Talk(韓国)
Kik messenger(米国)

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[ 2016年4月 6日 ]

 

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