アイコン 盆栽輸出の打撃 円高・英EU離脱  農畜産物輸出にも大きな影響へ

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イギリスがEU離脱を選択したことで、円高が急激に進み自動車や電機など大手メーカーの業績への影響が懸念されているが、ヨーロッパなどでブームとなっている日本の「盆栽」ビジネスにも影を落としている。

「盆栽」は、欧米やアジアで愛好家を中心に最近ブームとなっており、農水省の統計によると、昨年1年間に海外に輸出された盆栽を含む植木は、総額で76億円余りと10年前の5倍に増えている。

関係者によると、松やかえでなどの盆栽の海外輸出先の90%はヨーロッパ向け。しかし、このところの円高ユーロ安が続いて業績に影響が出始めており、イギリスの国民投票を受けて円高が急激に進んだため、さらに経営に打撃となることが懸念されている。

ま た現在のEUのルールでは、事前に定められた検疫を通れば、鉢植えの土も盆栽とともに日本から輸出できるが、イギリスがEUから離脱した後も同じルールを 適用するか分からず、仮に土の持ち込みが禁じられれば売り上げの10%程度を占めるイギリス向けの輸出が続けられなくなるのではないかと心配している。

以上、

盆栽と同じように錦鯉も最近の円高の影響を受けているという。 英EU離脱はEU全体の経済低迷が深刻化するおそれが高くなっている。結果、盆栽・錦鯉の欧州ブームに大きな影響が出てくる。

円安は輸出企業にとっては利益拡大をもたらし、輸出拡大の好機でもあるが、円高は、それらが逆効果となる。

国はTPP対策に農産物輸出に力を入れているが、主輸出先の東アジアの経済低迷のほか、TPPの締結時から大幅に円高になっていることから、掛け声だけで終わる可能性が高くなってきている。

しかも、このままだとTPPで遺伝子操作作物含む農産物が大量に日本へ入ってくることになる。当然、日本の農業は破壊される。マスコミは食料安保論という言葉さえ雲散霧散させている。

また、国民は、食の安全は国が守っているという大きな錯覚・間違いに陥っている。現に中国の農産物が日本国内で大量に販売されている。植物早期育成のための環境ホルモン剤使用などをしていないという表記はどこにもない。当局は、こうした中国農産物に対して検査・検疫などろくにしていないのが実情でもある。TPPでは・・・・。

 

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[ 2016年6月27日 ]

 

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