アイコン 保健医療費支出OECD内で第3位の高水準

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日本の医療や介護は諸外国と比べて安いのか。経済協力開発機構(OECD)がまとめた2015年 の国内総生産(GDP)比の保健医療支出の推計値では、日本が順位を一気に上げて3位となった。厚労省や医療関係者は「低費用で上質なサービスを提供して いる」と主張してきたが、少なくともコストの面では疑ってみる必要がある。

高齢者でも1年間で2500万円もかかる医薬品が社会保険で賄われる時代、「低費用で上質なサービスを提供している」とは無理な話だろう(小野薬・オプジーボ)。

一方で、税金を投入して日本各地に新たに造られている「がん治療」の重粒子線治療(高度放射線治療)の病院は、社会保険が効かず、1回(1クール)300万~500万円かかり、貧乏人は行けない金持ち用の病院になっている。

裕福な私立病院が世の中に山ほど成立しているのは、国の保険から支払われるその治療費の高さと病院漬けするシステムだけにあろう。患者も自己負担はあるものの国の保険から主に支払われることから自覚が乏しい。薬もまだ山ほど提供されている。
 

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[ 2016年8月22日 ]

 

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