アイコン 韓国 7~9月 GDP 0.7%に減速 バブルで建設3.1%上昇

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韓国の中央銀行(=韓国銀行)が発表第3・四半期の国内総生産=GDPの速報値は、0.7%増で第2・四半期の0.8%から減速した。

個人消費は0.5%増、第2四半期は1.0%から減速
設備投資は0.1%減、第2四半期の2.8%増からマイナスに。
建設投資は、3.9%増、第2四半期の3.1%増から加速している。

設備投資は、輸出不振の設備投資減退や半導体工場など大きな設備投資がなかったことから、マイナスとなっている。
建設投資は、金利低下による不動産投資が再び活発化し、バブル化しており、また、公共投資も行われ拡大している。バブルが収まるまで続くものと見られる。
個人消費は、家計負債が活発な不動産投資もあり膨張し続けており、景気が回復しない限り、今後とも一進一退を繰り返すものと見られる。

サムスン電子のノート7の関連部品・部材生産もストップしていることから、第4四半期も厳しいものと見られる。
ただ、韓国の経済成長は、中国依存度が高かったため、中国経済の低迷を受け鈍化しているが、日本より経済成長していることだけは間違いなさそうだ。

こうした経済成長のサイクルにおいて、新製品開発や経営体制強化・改善など波に乗れない場合、回復時点において、旧態然では置いてきぼりにされる企業が多くなる。

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[ 2016年10月25日 ]

 

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