アイコン グーグルスマホ「Pixel(ピクセル)」 アップルよりサムスンに影響と

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グーグルが4日発表した新型スマートフォンのプレミアム版アンドロイド端末「ピクセル」は、アップルの「iPhone(アイフォーン)」に対抗することに狙いを定めている。

しかし、完全な独自開発製品であるピクセルの導入によって犠牲になるのは、むしろのサムスン電子など、グーグルの携帯端末向け基本ソフト(OS)「アンドロイド」搭載端末を製造する提携企業かもしれないと報じられている。

ITジャーナリストは「プレミアム版アンドロイド端末という戦略は、実際には、サムスンから市場シェアを奪う戦略」、「グーグルが提携企業とのおおっぴらな競争を望んでいないのは明らかだが、この製品はアップルよりサムスンと競合する面の方がずっと大きい」と指摘している。

グーグルの製品管理担当者は、「プラットフォーム(アンドロイド)の提供と、自社製品の製造の両方を成し遂げられる」と述べ、提携企業が犠牲になるとの懸念を退けた。しかし、グーグルは、アップルとサムスンという巨大企業2社を敵に回す結果になりかねない。

Pixelは音声認識に優れた使いやすい人工知能を利用したアシスタントを標準装備する初めてのハードウェアとなっている。そういう点では、今後スマホが対話進化型ロボットして機能する日が大きく近づいていることも意味する。

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[ 2016年10月 5日 ]

 

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