アイコン 再悪化するシリア  能無しの潘基文の最後の出番だが・・・

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中東情勢をめぐるアメリカとロシアのこれまでの停戦にむけた合意が、いつもの双方非難合戦で完全に崩壊した。
内戦が続くシリアでは、北部最大の都市アレッポをめぐるアサド政権と反政府勢力の戦闘がさらに激しさを増し、難民となってトルコや欧州に逃げられない貧困の市民たちが、この2週間余りの死者が420人余りに上っていて、犠牲者増に歯止めがかからない危機的な状況となっている。
  
シリア北部のアレッポでは、アサド政権側が、市の全域の奪還を目指して、アメリカが武器供与し支援しているクルド人ら反政府勢力の支配地域への空爆を繰り返すとともに、地上部隊も攻撃を続けている。

シリア国営通信によると、アレッポでは4日、政権の支配地域にも反政府側によると見られる砲弾が着弾し、市民7人が死亡したという。
内戦の情報を集めているシリア人権監視団によると、戦闘が再燃した9月19日以降の2週間余りに、アレッポで戦闘に巻き込まれて死亡した市民は、計426人に上り、けが人も1000人を超えたという。

また、アレッポで医療支援を行っている団体によると、反政府勢力の支配地域では3日、政権側が投下した地下の施設を破壊できる強力な爆弾が病院を直撃して、施設が完全に破壊されたという。
以上、

アメリカがロシア側との協議を打ち切り、停戦合意が完全に頓挫する中、双方の戦闘はさらに激しさを増しており、アレッポでは市民の犠牲に歯止めがかからない危機的な状況となっている。
「今世紀最悪の人道危機」と叫ばれているが、大国の武器商人と武器産業は大儲かりしている現実がある。
大国から武器や弾薬の供給が続く限り、中東の戦闘は、イデオロギー・宗教・民族問題を抱え、終わらない。
また、世界中のマスコミから国連創立来最悪と酷評され続けている国連事務総長で韓国人の潘基文だが、任期の最後に身を挺して米露をテーブルに着かせ、中東の戦闘地域に足を運び、問題に対峙しなければ、中東問題は前進しないどころか、さらに難民たちが命をかけ欧州へ押しかけることになる。

<多用される空爆は人・人類の殲滅でしかない>
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[ 2016年10月 5日 ]

 

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