＜地域別販売価格＞
１戸当たりの平均価格は5,490万円で前年比▲0.5％のダウン。４年ぶりの下落。
東京都区部 6,629 万円（2015年 6,732万円）、
都下 4,985 万円（同 4,564万円）、
神奈川県 5,039 万円（同 4,953万円）、
埼玉県 4,255 万円（同 4,146万円）、
千葉県 4,085 万円（同 3,910万円）。
下落したのは都区部のみ。
上昇幅が最も大きかったエリアは都下の 421 万円。
変動率は都区部 ▲1.5％ダウン、都下 9.2％アップ、神奈川県 1.7％アップ、埼玉県 2.6％アップ、千葉県 4.5％アップ。

＜販売価格上昇地域＞
平均価格は首都圏平均79.3万円の上昇、４年連続の上昇。
都区部100.5万円、
都下 69.3万円、
神奈川県 71.2万円、
埼玉県 59.9万円、
千葉県 56.0 万円。
全てのエリアが上昇。

㎡当たりの上昇幅が最も大きかったのは平均価格と同様に都下の7.2万円であった。
変動率は都区部 1.8％アップ、
都下 11.6％アップ、
神奈川県 3.2％アップ、
埼玉県 3.6％アップ、
千葉県 8.9％アップ。
※戸当たりの販売面積が減少し、実質上昇している。

＜億ション供給量＞
億ションは1,265 戸。前年（1,688 戸）比423 戸（▲25.1％）の減少。過去最多は1990 年の3,079 戸。
　　最高額は14 億3,000 万円（「プラウド六本木」、港区、5 階建て、全35 戸、専有面積318.71 m2、m2単価448.7 万円）。
※海外からの買付け、特に中国からの買付けは中国で不動産バブルが発生し、日本買いは剥落。

＜契約率＞
初月契約率は月間平均が68.8％、前年（74.5％）比▲5.7 ポイントのダウン。2009 年（69.7％）以来の60％台。
累積契約率は83.5％、前年（86.9％）比▲3.4 ポイントダウン。

＜販売在庫数＞
販売在庫数は１２月末現在で7,160 戸。2015年末の 6,431戸に比べて729戸の増加。３年連続の増加。
’14 年末 6,042 戸、’13 年末 5,090 戸、’12 年末 5,347 戸、’11 年末 6,166 戸、’10 年末 5,600 戸、’09 年末 7,389 戸、’08 年末 1 万 2,427 戸。

＜２０１７年の販売供給見込み６．２％増３．８万戸予測＞
2017年の供給は3万8,000 戸程度を予測。対2016 年比では6.2％増となる見込み。