アイコン 千代田区長選 小池と内田自民都連の総力戦へ 与謝野信氏経歴 試される公明都連

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千代田区長選挙が1月29日告示、2月5日投開票で行われる。
小池都知事と自民党都連との最初の選挙戦いとなる。夏には都議選が行われ、今回の区長選は双方にとって前哨戦として大きな意味を持つ。

<自民サラブレッドの与謝野信氏出馬表明>
千代田区は自民党都議連のボス・内田氏のお膝元、自民党都議連に担ぎ出されたのは、なんと与謝野馨元財務大臣の甥の与謝野信(41)というサラブレッド。国政に出る器であろうが、小池潰しに抜擢され、承諾したようだが、経歴からしても、もったいない。王道を進まなかったようだ。
都連は、昨年末、佐々木信夫氏(都職員⇒中央大教授)を擁立しようとしたが断られ、与謝野氏へは2番煎じの要請となっている。
与謝野馨氏の選挙地盤は東京1区で千代田区も入る。今の与謝野馨氏は選挙に弱くなっているものの基礎票は持っている。与謝野信氏は受け継ぐことができる。ただ、内田氏の支持層と同じ可能性もある。
経歴は、東大・ケンブリッジ大で経済学を学び、仏銀行系証券会社のソシエテジャネラルのファンドマネージャーなど。

<5選を目指す石川氏を小池氏支援>
一方、小池都知事は、多選批判がある現職の石川雅巳氏(75)を支援する。小池都知事にとっては、まだ強力な人材が不足しているようで運試しの選挙となる。勝てば運気が自分にあると見て都議選を有利に展開できる。負けては小池派の一層の強化・結束がはかれるが・・・。小池氏には、個人人気だけではなく、有利に展開させる材料はいくらでもある。そうした材料の賞味期限は今年中だけ、いろいろ出してくるものと見られる。
石川氏の経歴は都職員で都の港湾局長など務めた。

もしも与謝野信氏で負けたら、都連だけではなく、サラブレッド擁立なだけに自民党本部にも大きなダメージとなる。
千代田区は、過去間違った台風が吹き民主党を大勝させた都議選では、都連のボスである内田氏も落選させるという土地柄で、変化を求めている区でもある。
前回の千代田区長選では、自民と公明はいつものタッグを組み、千代田区の大山恭司副区長を擁立したが、石川氏に僅差で負けた。

<公明党はどっちにつく>
今回選挙で大きな試練となるのが公明党都連、自民党の金魚の糞から決別したものの、いつもの生き仏様からのお告げがあるかも知れず、どちらに動くか試される。与謝野氏に動けば、例え多選批判からだとしても口実となる。大きく固い公明票は、いつもキャスティングボードを握っている。難しい判断となる。

<ゼネコンも表立っては動きにくい>
いつものは人員含め選挙事務所を支援や演説会の大量動員を図るゼネコンも、内田氏に大変お世話になっているものの、石川氏が元港湾局長で現職区長でもあり、小池氏の目も光っていることから動きづらい。地場建設業者は事務所内にポスターが貼ってあれば、内田氏・石川氏のどちらかにお世話になっている人ということになる。
小池都知事は、まだ自民党の党員であり、百戦錬磨の人でもある。
 

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[ 2017年1月14日 ]

 

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