英 EU市場から完全離脱へ 首相演説へ
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欧州連合(EU)離脱の交渉戦略や目標を巡り、英国のメイ首相が17日に行う初の演説で「われわれはEUに部分的に残ることは目指さない」と述べ、欧州単一市場からの退場を事実上表明することが分かった。
首相官邸が事前配布した演説内容の抜粋を基に英メディアが16日に一斉に伝えた。
メイ首相は3月末までにEUに離脱の意思を正式に通知し、原則2年の離脱交渉を始める。
無関税の単一市場に引き続き残るかどうかは最大の焦点の一つだった。英経済に打撃になるとの見方があり、市場は動揺しそうだが、NY市場は16日お休みで、現在の対ドルユーロは、前日比ほとんど変わらずで推移している。17日のNY次第。
欧州不安が広がれば、ドル高・円高・ユーロ安・ポンド安へ動く可能性が高い。
英、EU離脱国民投票日は2016年6月23日。離脱決定。
日本企業は、日立はじめ多くの企業がイギリスに欧州拠点を置いている。その打撃は大きい。
<ポンド/ドルチャート>
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[ 2017年1月17日 ]
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