高江紛争に<血と暴力>を持ち込んだ辛淑玉氏
シンスゴ(辛淑玉)の動画が話題になっている。
https://twitter.com/surumegesogeso/status/827085153751048192?ref_src=twsrc%5Etfw
辛淑玉、若者は死んで、年寄りは逮捕、私は稼ぐ
のりこえねっと代表の辛淑玉(シンスゴ)氏が講演で
「私は稼ぎます、若い者には死んでもらう、爺さん婆さん達は嫌がらせをして捕まってください」
「山城(博治)には病気で死ぬな、米兵に殺されるな、日本の警察に殺されるな、私が殺してやるから」
なんとま~あざとい女だこと。なんでこんな女が日本に住んでるのって、怒りに手が震えそうです。
きょうも(農と島のありんくりん)さんを紹介します。
農と島のありんくりん
http://arinkurin.cocolog-nifty.com/
移り変わる自然、移り変わる世情の中で、真実らしきものを探求する
高江紛争に<血と暴力>を持ち込んだ辛淑玉氏
今回の「ニュース女子」問題でうんざりするのは、シンスゴ(辛淑玉)という運動家のあざとさです。
たかだか東京ローカルの番組で批判的に取り上げられたくらいで、BPOに提訴するのかと驚きます。
シンスゴ氏が高江紛争で果たした役割からすれば、あのていどの批判など軽い猫パンチです。
「黒幕」と言われたことがいたく勘にさわったようですが、ではシンさん、あの添田充啓(別名・高橋直輝)を高江に連れてきた張本人はどこの誰だったでしょうか。
シンスゴさん、それはあなたです。
添田は言葉の比喩ではなく、紛いもなく真正のならず者です。
上の映像で山城議長と並んで、シャツから入れ墨を見せている男が添田です。
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この写真を見ると、腰に手を当てて警察をなめきっている添田の姿勢がわかります。
この人物が本土でやってきたことは、反ヘイトの看板をかけた暴力的反対派狩りでした。
ある時は在特会をリンチにかけ、ある時は安保法制デモに紛れ込もうとした過激派を蹴りだし、そしてある時は身内さえも容赦なくリンチにかけました。
これが世にいう「十三リンチ事件」、あるいは連赤事件を暗喩して「十三ベース事件」と呼ばれています。
※十三ベース事件
http://togetter.com/li/974584
http://critic20.exblog.jp/25658919/
反差別という美名の下で行われてきたこの殺人未遂事件に関わったのが「しばき隊」で、その暴力部隊「男組」の責任者がこの添田でした。
下の写真は男組のウェブに乗っていたものでしたが、中央に添田がいます。
ちなみに男組で検索すると、構成員がクリカラモンモンの半裸を誇示していたり、釘を打ちこんだバットを持っていきがる写真も出てきて、まるでVシネマの世界みたいで気味が悪いもんです。
この暴力を生業とする人物をあろうことか、高江に連れてきたのが、シンスゴ氏でした。
反ヘイト法が実施されて、次のターゲットを探していた添田ら「男組」は、沖縄のことなどなにひとつ考えたこともないくせに、いそいそと誘われるままに高江に行ったわけです。
添田が現地・高江に入ったのは7月末か、8月初めだと推測されています。
この時期を境にして、高江N1裏テントの「空気」が微妙に変化し始めます。
添田が作り出した<血と暴力>の匂いのする空気は、着実に山城氏たち現地闘争本部に浸透していきます。
従来、山城氏の戦略は、ゲリラ戦のように山を自在に使って出没して工事を妨害し、資材や工事関係者を「検問」で阻止し、警備陣を翻弄し、工事を遅滞させることでした。
この間に、メディアを使って「警備陣の暴力」を全国に訴えて世論を喚起し、「政府はやりすぎだ。高江にヘリパットを作るのはおかしいんじゃないか」という世論を作ろうとしました。
下の写真は地元紙ですが、力を頼む警備陣が暴力で平和を訴える市民を弾圧している、と書き立てました。
思い出していただきたいのですが、本土メディアもほぼこのようなトーンの報道をしていましたね。
ところが、この<平和を愛する市民vs国家権力>という構図が見事に破壊されたのが、8月5日のN1裏テントにおける山城容疑者が主導した防衛局員集団暴行事件でした。
山城氏たちは、警官や琉新記者が付近にいるにも関わらず、白昼公然と職員を集団暴行してしまいました。
山城氏はこれらの暴行事件で刑事犯として逮捕され、現在も拘留の身となります。
下は防衛局が正式に作成した暴力事件の資料です。
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山城氏が普通の戦略を描ける指導者であれば、高裁で敗訴した以上、承認拒否の最高裁判決もまた敗訴に終わるのは見えており、1月には工事が再開されることを、読んでいて当然です。
このまま年末から来年まで高江で「ゲリラ戦」を駆使して持久できれば、政府側は辺野古工事警備と二正面警備となり、厳しい対応を迫られます。
ですから、暴力闘争に踏み切らずにたった60日間持久できればよかったのです。
いや、そこまで頑張らなくても、12月22日の政府主催返還式典をたった数日遅らせるだけで「勝利」と総括することが可能でした。
過激闘争に走って、自らが逮捕されることによって自滅の道に導いたのは、高江紛争において余人では代理がきかない山城氏本人だったのです。
この高江紛争の<空気>を変えてしまった添田自身も、下の映像の8月25日の職員暴行事件を引き起し、傷害罪で逮捕されます。
いままで高江では何人も逮捕されていますが、いずれも拘留却下されていたのに対して、初めて司法は山城氏と添田の拘留請求を認める厳しい判断を下しました。
ここを分岐点として、政府は従来の揉め事は避けるソフト路線から転じて、過激分子に対しては逮捕・拘留・裁判で臨む強い姿勢に転じ、高江に繋がる道路における反対派の不法駐車に対しても厳しく取り締まっていく路線に転換しました。
この添田が引き起こした一連の<血と暴力>が、いかに高江紛争を変えたのかお分かりいただけたでしょうか。
このやくざ崩れを高江に連れてきた人物こそ、シンスゴ氏その人です。
下の「のりこえネット」のポスターで高橋直輝の名で登壇しているのが、この添田です。
私はこのポスターは5万円ウンヌンでよく登場しますが、それ以上に添田という前科三犯の男を高江に入れたことにより、闘争を暴力化させた罪深いものとして記念碑的なものになってしまったと思っています。
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シンスゴ氏はこのように深く高江紛争の暴力路線に大きく加担していたわけで、まるで暴力がなかったかのようにシラばっくれるのは見苦しいからお止めになったほうがいいと思います。
シンスゴ氏が狡猾なのは、批判を受けると使い馴れた「在日差別」のテクニックを応用して、「沖縄ヘイト」という造語まで作って反撃してくることです。
「自分はいつも正しい。自分を批判するのはヘイトだ」というわけです。
「ヘイト」持ちだしゃ勝てると思っている困った人たちです。
改題しました。いつもすいません。
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