サムスン重工業巨済造船所で大型クレーン転倒6人死亡 22人重軽傷
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韓国南部・慶尚南道巨済市にあるサムスン重工業の造船所で5月1日午後2時50分ごろ、タワークレーンが倒れ、6人が死亡、22人が重軽傷を負った。
事故は、造船所で作業中だった800トン級の大型クレーンと32トン級のタワークレーンが衝突し、タワークレーンの一部が建造中の海洋プラントに覆いかぶさる形で倒れた。
この事故で、作業員6人が死亡したほか、3人が重傷、19人が軽傷を負った。
サムスン重工業は、大型クレーンが構造物を解体するために移動中、タワークレーンに衝突したとみている。
事故発生時は休憩時間で、作業員たちが1ヶ所に集まっていたため、多数の犠牲者が出たという。
死亡したのは、ほとんどが協力会社の社員で、工期に間に合わせるために休日に出勤して作業していた。
サムスン重工業は労働者の日(メーデー)の1日から7日まで連休になっているという。
警察は捜査本部を設置し、事故原因の究明に当たっている。
以上、朝鮮日報参照
サムスン重工業は、三星=サムスン財閥グループの一員。韓国=世界の3大造船所の一角で、造船から海洋プラント、陸上プラント工事まで請け負っている。
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[ 2017年5月 1日 ]
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