アイコン 資産活用マンションのスターツCo.17/3月期 2桁増収増益

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不動産活用事業の同社の業務内容は、建設31、賃貸仲介4、売買仲介3、不動産管理39、分譲不動産9ほかとなっている。賃貸仲介はピタットハウス583店舗。海外にも展開しており、海外拠点数は世界22ヶ国、34拠点。
不動産管理物件数は、17年3月末現在、アパート・マンション管理戸数118,470戸、月極め駐車場台数89,646 台、時間貸駐車場「ナビパーク」の運営台数38,224台、企業の社宅管理代行住宅73,329 戸、駐車場12,347 台(受託企業数280 社)を受託、
これに分譲マンション管理戸数3,482戸、24時間緊急対応サービス「アクセス24」受託戸数376,069 戸を加えると、住宅571,350戸、駐車場140,217台、ビル・施設管理件数は1,693件となっている。

営業部門別
1、<建設事業>
売上高499億90百万円(前年同期比0.8%増)、営業利益69億46百万円(前年同期比25.4%増)、受注残高は772億88 百万円(前年同期比8.5%増)となった。期中の受注棟数は397棟、受注高は前期比17.8%増の560億32百万円。

2、<賃貸仲介事業>
売上高60億1百万円(前年同期比2.5%増)、営業利益16億33百万円(前年同期比▲0.6%減)。

3、<売買仲介事業>
売上高54億27百万円(前年同期比0.7%増)、営業利益14億28百万円(前年同期比▲12.1%減)。

4、<不動産管理事業>
売上高671 億88 百万円(前年同期比6.5%増)、営業利益71 億71 百万円(前年同期比14.1%増)。なお、平成29 年3月末現在の不動産管理物件数は住宅571,350 戸(前年同期比10.3%増)、駐車場140,217 台(前年同期比2.7%増)、オフィスビル等の施設1,693 件(前年同期比12.8%増)。

5、<分譲事業>
同社は、分譲マンションおよび賃貸マンションの1棟売り事業、小規模ながら戸建住宅分譲事業も展開している。売上高285億89百万円(前年同期売上高139億26百万円)、営業利益5億81百万円(前年同期営業利益10億57百万円)。
なお、当年度における分譲マンションの契約残高は、東京都千代田区との一体複合開発事業である免震構造の分譲マンション「アルファグランデ千桜タワー」(東京都千代田区:販売戸数185 戸)が完売し、185 戸71 億47百万円となっている。

6、<スターツ出版事業>
同社は出版とネット配信事業を手がけ売上高35 億91 百万円(前年同期比2.3%増)、営業利益2億88 百万円(前年同期比48.1%増)。
7、<ゆとり事業>
同社は、ホテル事業、高齢者向け福祉事業を展開している。売上高142億42百万円(前年同期比7.6%増)、営業利益15億3百万円(前年同期比9.7%増)。
以上、

国は、消費税増税で建築需要が減少することから、その対策としてアベノミクス下で相続税改正を行い、賃貸マンション物件を急増させ、いまや日銀さえ黄色信号を灯すまでに至っている。同社は、相続税対策の浮かれた賃貸ブームはほどほどに、次の次の時代を見据えて事業展開しているようだ。
サブコン経験者の私見であるが、賃貸・資産活用住宅では、同社の建物が一番しっかりしている。

 

スターツコーポレーション
連結/百万円
売上高
営業利益
←率
経常利益
当期利益
14/3
151,033
16,037
10.6%
16,179
8,100
15/3
156,752
16,440
10.5%
16,377
10,657
16/3
160,174
17,945
11.2%
17,687
10,680
17/3
180,807
20,178
11.2%
20,202
13,646
17期/16期比
12.9%
12.4%
 
14.2%
27.8%
18/3期予想
166,000
20,300
12.2%
20,300
13,700
18/3予/17期
-8.2%
0.6%
 
0.5%
0.4%

 

[ 2017年5月 9日 ]
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