アイコン 食品卸首位の三菱食品 17/3月決算 

スポンサード リンク
 

同社の17年3月期の決算内容は次のとおりとなった。

1、加工食品事業
売上高は、コンビニ、ドラッグストア等との取引が伸長したものの、スーパー等との取引が減少したこと等から、微減となりました。利益は、収益性の向上を進めた結果、前年同期を上回った。
結果、売上高は7,470億30百万円(前年同期比▲0.4%減少)、営業利益は45億5百万円(前年同期比2.1%増加)となった。

2、低温食品事業
売上高は、コンビニ等を中心に取引が総じて堅調に推移したことにより、増加した。利益は、売上高増加に伴い販管費は増加したものの、売上総利益の増加により前年同期を上回った。
結果、売上高は9,569億21百万円(前年同期比2.8%増加)、営業利益は103億42百万円(前年同期比7.6%増加)となった。

4、酒類事業

売上高は、一昨年9月末の子会社の異動(株式譲渡)の影響及び市場環境の悪化等により減少した。利益は、販管費の削減に努めたものの、売上高減少による売上総利益の減少をカバーするに至らず、前年同期を下回る結果となった。
結果、売上高は4,158億52百万円(前年同期比2.4%減少)、営業利益は5億37百万円(前年同期比47.9%減少)となった。

④ 菓子事業
売上高は、コンビニ、ドラッグストア等を中心に取引が総じて堅調に推移したことや、品種別で健
康志向を背景にチョコレート等が引き続き伸長したこと等により増加した。利益は、売上高増加による売上総利益の増加等により、前年同期を上回った。
結果、売上高は2,898億15百万円(前年同期比5.6%増加)、営業利益は33億56百万円(前年同期比36.7%増加)となった。
以上、
消費不況、再デフレ進行、同社の売上高は合併統合効果にも限りがあるようだ。

0509_02.jpg

連結/百万円
売上高
営業利益
←率
経常利益
当期利益
14/3
2,388,226
15,684
0.7%
17,172
9,657
15/3
2,337,252
15,263
0.7%
17,232
9,752
16/3
2,383,064
16,888
0.7%
18,217
12,492
17/3
2,411,474
17,833
0.7%
18,877
12,391
17期/16期比
1.2%
5.6%
 
3.6%
-0.8%
18/3期予想
2,500,000
18,200
0.7%
19,200
12,500
18/3予/17期
3.7%
2.1%
 
1.7%
0.9%

 

[ 2017年5月 9日 ]
スポンサード リンク
 

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 


PICK UP


PICK UP - 倒産

↑トップへ