アイコン フィリピン・ミンダナオ島に戒厳令 ISアブ・サヤフとの戦闘激化

スポンサード リンク
 

フィリピンのアベリヤ大統領報道官は23日、同国南部のミンダナオ島全土に同日夜、戒厳令が敷かれたと明らかにした。同島西部の中央部のラナオ湖北のマラウイでは、政府軍と過激派組織「イスラム国」(IS)関連の武装勢力が衝突しており、治安維持が目的とみられる。

ドゥテルテ大統領とともに訪れているロシアの首都モスクワで語った。60日間有効としており、超法規的に軍や警察を出動させることができる。

ミンダナオ島の一部地域ではイスラム教徒が多く、イスラム系反政府勢力と政府との紛争が40年余り継続。反政府勢力の一部は、ISに忠誠を誓っているとされる。

フィリピンの人口は1億人、ほとんどがキリスト教徒であるが5%はイスラム教徒。面積は北海道を一回り大きくした面積。
イスラム教徒の本拠地はミンダナオ島のモロ人、モロ民族解放戦線(ミスアリ派)の名で武力闘争を行っていた。同戦線は、政権と2014年3月に和平協定を締結したモロ・イスラム解放戦線(サラマト派)と敵対関係にある。
旧政権が一時、和平を実現させたもののミスアリを知事に就任させず孤立させ、ややこしくなっている。ただ、モロ民財解放戦線は衰退している。しかし、この和平合意に反発し、アルカイダの故ビン・ラーディンが資金援助し分裂したのが超過激派のアブ・サヤフ(現在、同国で武力闘争を行っているのは元アルカイダ系のアブ・サヤフが主)。2014年にアブ・サヤフのイスニロン・ハピロン幹部がISへの忠誠を表明している。

ドゥテルテ大統領はミンダナオ島の港町タバオ市の前市長だった。現在は息子が市長を務めている。ドゥテルテは、武力闘争の共産党とはタバオ市長時代に無期限停戦に合意しており、市長時代に麻薬犯などに対する無差別殺戮を、ドゥテルテの自警団および共産党の武装勢力らが実行し、殺し尽くして、フィリピン一の犯罪者がいない治安が安定した都市にしている。

タバオは同島の南部東側に所在するが、モロ人が住む地域は同島中央部西側から(イスラム教国の)マレーシアのボルネオ島に至る島々やミンダナオ島の北のセブ島などで身代金目的の欧米人を狙ったゲリラ活動をしている(海洋リゾート地であるが、迂闊にクルーザー観光などしないほうが良い)。

0524_03.jpg

[ 2017年5月24日 ]
スポンサード リンク
 

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 


PICK UP


PICK UP - 倒産

↑トップへ