アイコン ミンダナオ 空爆誤爆国軍11人死亡 武装勢力合流

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フィリピンのパディリア国軍報道官は1日、ミンダナオ地方南ラナオ州マラウィ市内で国軍が行なった空爆により国軍兵士11人が死亡、7人が負傷したと述べた。
国軍は同日までのイスラム過激派マウテ・グループ制圧を目指していたが、背後には過激派組織「イスラム国」(IS)からの支援が指摘されており、戦闘の終結は見通せない。
国軍によると、これまでの死者は兵士、市民、過激派合わせて174人に上った。

パディリア報道官によると、空爆は5月31日正午ごろ練習機SF260により行われ、誤って地上部隊を空爆。誤爆の理由は分かっておらず、アニョ国軍参謀総長は調査を命じた。
またロレンサナ国防長官は、空爆の一時停止を示唆した。
国軍兵士と警官の死者はこれまでに35人に上る。

ロレンサナ長官は同日、殺害した過激派の中に8人の外国人が含まれていると明らかにした。
国籍はマレーシア、インドネシアなどの近隣国のほか、イエメン、サウジアラビア、チェチェンで、IS構成員の可能性が指摘されている。

ドゥテルテ大統領は1日演説を行い、ミンダナオ地方にいるのはマウテ(比のイスラム武装組織)ではなくISだと指摘。マウテが、同地方で巨大な違法薬物製造工場を建てていると非難した。イスラム過激派の死者は120人に上っている。

第103歩兵旅団のヘレラ報道担当は「複数のテロ集団がマウテに合流した情報を得ている。他の武装集団の存在も確認を行っている」と述べた。

南ラナオ州のアジョン報道官は、国軍の掃討作戦にもかかわらずいまだ過激派がマラウィ市内の中心部を占拠していると語った。
以上、現地紙

ミンダナオには、地域ごとにイスラム武装組織がおり、合流すれば、掃討するのにかなりの時間と市民や国軍にも犠牲者が増加するものと見られる。

<↓ SF260機(イタリー製)>主翼下に4ヶ所のハードポイントあり。
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[ 2017年6月 2日 ]

 

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