大林組施工のナショナル・トレセンで選手大ケガ 床板めくれ刺さる
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東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で今月、日本バレーボール協会が行っていたジュニア選手の強化合宿中に、剥がれた床板が男子選手の右太ももに刺さって大けがをする事故があった。日本スポーツ振興センター(JSC)が15日、発表した。選手は約30針縫い、全治1カ月程度の見込み。五輪選手の強化拠点になっているNTCでこのような事故はこれまでなかったという。
JSCによると、事故は10日にNTC2階の共用コートで発生。男子選手はボールを拾おうと床に滑り込んだ際に負傷した。JSCはコートの使用を中止し、事故原因の調査と補修方法の検討を行っている。
以上、報道
建築に当たっては、床板は指定されており、その指定は設計事務所が行っている。
施工や施工方法に問題があったのか、指定された床板に問題があったのか、検証が必要。
全国でこうした問題が発生しているが、床板を掃除で水拭きするため、発生しているという。多分そうした体育館では床板に合板が使用されているものと見られる。床板のワックスが取れ、水分を多く含めばご存知のとおり膨らみ剥がれる原因となる。
トレセンの床板が合板なのか、板材なのか当方不知。
味の素ナショナルトレーニングセンター
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施設情報
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愛称
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味の素NTC屋内トレーニングセンター
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正式名称
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ナショナルトレーニングセンター中核拠点 屋内トレーニングセンター
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用途
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JOC加盟団体所属の競技選手の強化
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設計者
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石本建築事務所・佐藤総合計画共同企業体
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施工
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大林組
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事業主体
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文部科学省(発注者)
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管理運営
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独立行政法人日本スポーツ振興センター (JSC)
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構造形式
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S造、一部SRC造
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竣工
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2007年12月
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[ 2017年6月15日 ]
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