アイコン 壱岐市 50年に一度の豪雨 全市避難勧告、広島県などでも 梅雨前線活発化

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昨日は、夕方から深夜に至るまで、ゴロゴロピカピカで一時激しい雨が降った。長崎県の壱岐空港では30日午前6時半までの1時間に、50ミリの非常に激しい雨を観測したほか、高知県四万十町大正で44.5ミリの激しい雨が降っている。

<帯状積乱雲の線状降水帯発生>
長崎県壱岐市には29日夜遅くから「線状降水帯」と呼ばれる発達した帯状の積乱雲がかかって断続的に猛烈な雨が降り、この24時間に降った雨の量は、梅雨の平年の6月1ヶ月分の約1.6倍に当たる430ミリに達した。これは、昭和52年に統計を取り始めてから最も多い雨量となっている。
気象庁は、災害の危険性が差し迫っているとして、30日未明、「壱岐市では50年に一度の記録的な大雨となっている」という情報を発表した。

長崎県壱岐市と広島県、それに熊本県では、これまでの雨で土砂災害の危険性が非常に高まり「土砂災害警戒情報」が出されている地域があるほか、広島県では氾濫の危険性が非常に高い「氾濫危険水位」に達している川がある。

大気の不安定な状態はこのあとも続く見込みで、
九州南部ではこのあと数時間、
中国地方の瀬戸内側ではこれから昼前にかけて、
九州北部と山口県では夕方にかけて、
雷や突風を伴い1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがある。

1日朝までの24時間に降る雨の量はいずれも多いところで、九州北部で150ミリ、中国地方で120ミリ、近畿で100ミリと予想されている。

気象庁は、土砂災害や川の氾濫、低い土地の浸水に厳重に警戒し、自治体の避難に関する情報に注意して早めの避難を心がけ、安全を確保するよう呼びかけている。

朝の衛星写真では、四国・近畿あたりに濃い雲がかかっている。かなり強く雨が降っていると見られる。
熱低も九州西部を北上、梅雨前線に向かい南方からの湿った暖かい気流が流れ込んであり、積乱雲が発生しやすく、西日本一帯では、どこで急激に積乱雲が発生し、豪雨をもたらすかわからない状態となっている。ご注意を。

↓30日08時10分現在の衛星写真
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[ 2017年6月30日 ]
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