アイコン 日産三菱ルノー連合が首位に 国内販売絶好調 2017年上半期 世界販売台数

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2017年上半期(1~6月)の新車の世界販売台数は、日産自動車と仏ルノー、三菱自動車の3社連合が526万8000台で、世界首位に躍進した。

1位は、日産三菱・ルノー連合が、前年同期比6.9%増の526万8千台。
日産の国内と米国販売やルノー系のロシアでの販売が好調だった。

2位は、独VWは0.8%増の515万6千台、
中国での低迷が影響した。中国では昨年、6月から減税廃止前の駆込需要が発生しており、その反動が夏場から秋にかけて表面化する。

3位は、トヨタは2.7%増の512万9千台(ダイハツ工業、日野自含む)、
米国市場は今年に入り、毎月マイナスとなっており、米トヨタの▲3.6%減が響いた。

4位はGMで▲1.7%減の468万6千台だった。米国市場の低迷の影響を受けた。

日産三菱・ルノー連合が首位になったのは、三菱自が2016年10月にルノー日産グループに加わったことが大きい。年間で1000万台の大台に達成し、年間でも首位の可能性が大となっている。
三菱自は、前年同期に燃費データの不正問題で激減した国内販売が回復したことで、2.4%増の49万4000台だった。
日産は米国でも好調、同期比3.7%増・2万1千台増加となった。同期2.1%マイナスとなっている米市場にあり、大健闘している。

フランスのルノーが28日発表した上期決算は、ロシアでの「ラーダ」販売や提携する日産自動車の業績好調が寄与し、過去最高売上高および過去最高益を記録した。
ただ、韓国など一部市場での販売価格下落により、利益率の上昇には歯止めがかかった。
販売台数が10.4%増加したものの、製造部門営業利益率が4.8%と▲0.1ポイントの上昇にとどまった。
売上高は17%増の295億ユーロ(345億ドル)。
営業利益は18億2000万ユーロに増加した。
グループの利益率は0.1%増の6.2%。
純利益は58%増の23億8000万ユーロ。
日産の寄与分が72%増の12億9000万ユーロだった。

 

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[ 2017年7月29日 ]

 

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