アルプス電気は２７日、子会社のアルパインを経営統合することを決定したと発表した。

アルプス電気を株式交換完全親会社とし、アルパインを株式交換完全子会社とする株式交換を締結した。

アルパイン１株に対してアルプス電気０．６８株を割り当てる。２０１９年１月１日の統合予定。アルパインの普通株式は２０１８年１２月２６日付で、上場廃止となる予定。

アルプス電気は、電子部品大手。金型の精密加工技術に強み。売上高の６割が自動車関連。

カーオーディオのアルパインは、利益は出ているものの、２期連続して前期より減収減益となっている。

自動車部品メーカーは今後、完全自動運転車に対応した組織と研究開発が求められ、アルプス電気はアルパインを完全子会社化させることで、一体として対応するもの。