アイコン 北朝鮮、火星14号 高度3700キロに到達 47分間飛翔 米大陸へ到達可能

スポンサード リンク

朝鮮中央通信は「28日夜、大陸間弾道ミサイル『火星14型』の2回目実験が成功裏に実施された。最大高度3,724.9キロまで上昇し、距離998キロを47分12秒間飛行、公海上の設定された水域に正確に弾着した」と主張した。

これまでの長距離迎撃ミサイルは、弾道ミサイルの高さの頂点まではスピードが遅く、そこに照準を合わせて開発されてきた。今回のような3500キロ超の高さまで揚げてから、降下させることを想定していない。
当然、長距離を飛ばすICBMとして利用する場合、高度は大きく下がり、迎撃の撃墜率は高くなる。しかし、火星14号をグアムや日本の米軍基地など短距離に設定した場合、高度を揚げ、急降下させることから、スピードも速く、迎撃角度からしても難しくなる。
7月4日の火星14号は29分間飛翔していたが、今回は45分以上も飛翔させ、実質大幅に射程飛距離を伸ばしている。4日の分の射程距離は約5000キロとされ、今回分は・・・・。

韓国軍は7月29日、弾頭500キロ、射程800キロの玄武2-A型地対地ミサイルの量産化体制に入っているが、弾頭を1トンにすることを米軍に推進する方針を打ち立てた。

韓国が、弾頭1トンの玄武2-Aの派生型を開発した場合、そのミサイルの弾頭を500キロに設定した場合、ソウルから東京間は1150キロしかなく余裕で到達する。
(韓国のミサイル開発などは、米軍によりコントロールされている。そのため、韓国軍は独自にドイツやイスラエルなどから武器調達し、衛星打上用ロケット開発もロシアの支援を受けている)

やはり、宇宙空間で迎撃できる宇宙防衛軍の創設が必要になってくる。停止衛星3基で捕捉し、超小型原子炉による衛星のレーザー砲で破壊する。こうしたことはすでに米軍でも開発中であり、レーザー砲の発射の海上実験を行い成功させ、課題は出力=射程距離となっている。
中国軍は、すでに衛星を撃墜するシステム(衛星間、地対衛星間)をすでに開発または開発中。

北朝鮮は、火星14号の弾頭に核爆弾を搭載する、小型化した核をまだ開発していないとしても、細菌兵器・VXなどの化学兵器としては、米本土攻撃用を、すでに保有したことになる。

後は、金正恩がキレズに、自己制御し続けることができるかどうかにかかっている。対するアメリカでは、トランプが、自らへの追求、内政・外政での糞詰まりから脱するために、北朝鮮攻撃を利用することが懸念される。

米国も、自らが失敗させたウクライナ問題をいつまでも引きずらず、北朝鮮問題で、ロシアと経済制裁などを解除することでプーチンと一定和解し、北朝鮮問題で、米中露首脳会談を早急に開催し、3大国で決着させるべきだろう。
米国が北朝鮮に百歩譲ることができれば、首脳会談もしくは軍事会談を開催して、まずは、核・ミサイル開発の凍結を図らせることが必要だろう。
最悪の事態に陥らないために・・・。

韓国は、自国防衛用のTHAAD配備にしても、中国を刺激しないように平沢でも烏山でもなく、南部の星州に決定した推移がある。(結果、それでも中国から貿易制裁を受けている)
それも文政権は環境アセスを取り上げ、6基(6車両)で一編成のTHAADをまだ2基しか配備しておらず、残り4基を環境アセスが必要だとして先延ばしさせている。必要な高圧電線も北朝鮮派に反対させ、高架線用の鉄塔の建設さえ、星州基地に至る道路さえ封鎖させたままになっていた。
28日国防部は、残り4基の配備を1年以上かかる環境アセス後に配備すると先延ばし、その代わり、高圧線や宿舎などの建設を行うと発表した。
ところが、29日、北朝鮮のミサイル発射を受け、韓国の宋永武(新)国防相は、THAADの残りについて「すぐに暫定配備のための協議を始める」と、記者団らに語っている。
宋永武氏は元海軍参謀総長、盧武鉉政権時代に米側に戦作権早期返還を合意させた立役者で軍事の独立派として知られている。
THAADについては、韓国が購入すれば、韓国が運用することから中国も反対できなくなり、貿易制裁も解除されるとの私見の持ち主。韓国内で一波乱ありそうだ。

世界遺産に匹敵する67年前の朝鮮戦争当時の体制のままの北朝鮮の政治体制、白頭血統の血も薄れ、狂気独裁の能力しかない金正恩に至って、手が付けられない状態となっている。

平壌-アンカレッジ(アラスカ)=約6,000k
平壌-ロサンゼルス=約9,500k
平壌-ワシントン(首都:ホワイトハウス)=約11,000k

日本は念願の憲法改正を控えており、北朝鮮の核・ミサイルに対する日本の危機を、国民に浸透させるため、煽り続ける必要がある。北朝鮮に、ここで核・ミサイル開発を止めてもらったら困る事情にある。最大の改憲チャンスは米軍による北朝鮮攻撃かもしれない。他人の褌で相撲を取るのも実力のうち?

0731_04.jpg

スポンサード リンク
[ 2017年7月31日 ]

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 


PICK UP


PICK UP - 倒産

↑トップへ