広栄工業(株)(大阪)/破産開始決定
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ステンレスのコンビニの広栄工業(株)(大阪市住之江区南港東8-1-108、代表:田所英知)は7月21日、大阪地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、山浦美紀弁護士(電話06-6365-1588)が選任されている。
負債額は約28億円。
同社は平成2年9月設立のステンレス鋼材の加工販売、ステンレス鋼材の卸販売会社。同社はステンレスのコンビニと称して、小ロット短納期を実現し、ステンレス商社や厨房機器メーカーへ販売していた。平成9年7月期には約30億円の売上高を計上していたが、リーマン・ショック以降、売上高の減少が続き、平成28年期には12億円台まで売上高が減少し、債務超過に陥っていた。
工場設備の借り入れ負担も大きく、今年5月、ステンレス問屋の(株)三榮に工場設備も含め事業譲渡し、同社はこのたび最終処理するもの。
企業名
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広栄工業株式会社
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本社所在地
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大阪市住之江区南港東8-1-108
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設立
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平成2年9月
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代表取締役
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田所 英知
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資本金
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7,000万円
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売上高
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約12億9500万円(平成28年7月期)
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従業員数
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32名
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取引銀行
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三井住友銀行
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三菱東京UFJ銀行
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みずほ銀行
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りそな銀行
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大阪市信用金庫
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営業品目及び設備
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ステンレス鋼材の加工・販売
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取扱製品
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ステンレス鋼板、鋼帯、加工品(グレーチング他)
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本社工場
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2100㎡
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機械設備
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1219巾レベラーライン1基、
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8尺シャー3機、4尺シャー4機、
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#400研磨ライン1機、
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ヘアライン・No.4研磨ライン2機、
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保護フィルム張り機3機、
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バリ取り機1機
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クレン設備
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20t・10tダブルクレン1基、
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15tクレン1基、5tクレン1基、
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2.8t門型クレン6基
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切り板加工範囲
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板厚/0.3~3.0mm
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最大幅/1219mm
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最大長/2438mm
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レベラー最大長/4000mm
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取扱保護フィルム
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SPH/SG(タレパン・プレス他用)、
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S400X(絞り用)、SPV(曲げ用)、
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3101/4002E(レーザー用)
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経歴
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2002年 5月
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本社機能を全て大阪工場へ集約
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2002年 7月
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工場出荷月産200トン達成
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2003年 2月
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HL・NO.4研磨機導入
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代表的な表面仕上げを
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業界として唯一自社加工
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2003年10月
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工場出荷月産250トン達成
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2003年11月
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本社、本社工場を西淀川区へ移転
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2004年3月
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工場出荷月産300トン達成
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2005年6月
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本社工場拡張
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1219巾レベラーライン導入
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コイルから切板までの
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全ての工程を社内一貫生産体制確立
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2006年1月
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工場出荷月産340トン達成
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2007年 3月
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工場出荷月産475トン達成
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2013年11月
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本社、本社工場を現在地へ移転
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(大阪市住之江区南港東)
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特記事項(HPより)
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平成29年5月8日に(株)三榮と経営統合。
今回の経営統合によりお客様にご不便をお掛けすることはありません。 5月8日以降は<(株)三榮として引き続き宜しくお願い致します。 |
[ 2017年8月 3日 ]
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