アイコン GPS衛星「みちびき4号機」打ち上げ成功・誤差6センチ

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スマートフォンなどの位置情報システムの性能を飛躍的に高める日本版GPS衛星「みちびき」の4号機が(2017年10月)10日午前7時1分すぎ、鹿児島県の種子島宇宙センターからH2Aロケット36号機で打ち上げられた。ロケットは順調に飛行を続け、約28分後の午前7時半ごろ、「みちびき」を予定の高度273キロの軌道に投入し、打ち上げは成功した。

「みちびき4号機」は予定どうり、午前7時1分にロケットの1段目のメインエンジンに点火したあと、2本の補助ロケットにも点火し、轟音とともに発射台を離れた。

「みちびき」は、アメリカのGPS衛星のように位置情報が得られる衛星で、打ち上げは、今年8月の3号機に続き、4機目。

今回の打ち上げによってみちびきの4機体制(1機でワンセット)が整い、来春に本格運用が始まれば、GPSの位置情報の誤差を現在の最大10メートルほどから数センチにまで小さくできる。

これによって農業機械や建設機械の自動運転、それにドローンによる物資の輸送など社会のさまざまな分野で新たなサービスが展開できると期待されている。

光学・レーダーの偵察衛星と併用すれば、位置を確実に捕らえられ、北朝鮮のミサイルなどの移動位置など克明に捉えることが可能となる。

 

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[ 2017年10月10日 ]

 

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