アイコン 「裸婦のモナリザ」発見/仏コンデ美術館所蔵「モナ・バンナ」

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フランスのコンデ美術館(パリから北に40キロ、シャンティイ城内)に所蔵されている15世紀後半から16世紀にかけてのものと見られる木炭で描かれた裸婦画「モナ・バンナ」について、イタリア・ルネサンスの巨匠、レオナルド・ダ・ヴィンチによって描かれ、名画「モナ・リザ」の制作に極めて深い関わりを持つ可能性があると、「モナ・リザ」を所蔵するルーブル美術館などが明らかにし、絵画史上の大発見になるか注目されている。

調査チームは、描写の特徴がダ・ヴィンチのものに似ているほか、モナ・バンナの左腕に添えられた右手の開き具合などが、ダ・ヴィンチが描いたモナ・リザとほぼ一致しているとしていう。
さらに、この絵はモナ・リザとほぼ同じ大きさで、油絵用のキャンバスや板に転写したときの痕跡が残っていることから、油絵で描かれたモナ・リザの下絵となった可能性も含めて、その制作過程に極めて深い関わりを持つと指摘している。

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一方で、描かれた線の一部については、右利きの人物によるもので、左利きだったダ・ヴィンチのものとは異なるとして、今後も慎重に調査するとしているが、欧米メディアを中心に、「裸のモナ・リザが発見された」などと大きく伝えられていて、絵画史上の大発見になるか注目されている。

レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452~1519年)が描いた「モナ・リザ」のモデルは、フィレンツェの富裕な商人かつ行政官を務めていたフランチェスコ・デル・ジョコンドが、妻のリザ・デル・ジョコンドで、フランチェスコが妻の肖像画の制作を依頼したもの。
ポプラ板に油彩で描かれた板絵で、1503~1506年に制作されたもの。その後、フランス王フランソワ1世(1494~1547年)が購入したとされる。
モナは伊語「ma donna(私の貴婦人)」を「mona」に短縮化したもの。
 
 

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[ 2017年10月 2日 ]

 

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