アイコン 北朝鮮 ICBM新型「火星15」ミサイルの試験発射に成功と

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北朝鮮国営の朝鮮中央テレビは29日正午(日本時間同日午後0時半)、重大報道を通じ、「新たに開発した大陸間弾道ミサイル(ICBM)『火星15』の試験発射に成功した」と発表した。
同テレビは、新型のICBMが「米本土全域を攻撃できる」と主張し、「われわれが目標としたミサイル兵器体系開発の完結段階に到達した」と強調した。
現地指導した金正恩朝鮮労働党委員長は「本日、国家核武力完成の歴史的大業、ミサイル強国の偉業が実現した」と宣言した。

米専門家によれば、通常の角度で発射した場合、射程は米本土全域を含む約1万3000キロに達する可能性がある。
北朝鮮が2ヶ月以上自制していた挑発行為を再開させたことで、国際社会が、北朝鮮の核・ミサイル開発放棄に向けた圧力をさらに強めるのは必至で、緊張が高まるのは避けられない。

北朝鮮は、現在でも食糧危機なのか、ボロボロの木造小型漁船に冬場の荒海に無理に操業させ、遭難させている。
海上での秘密交易も米の偵察衛星に監視され、船舶が米制裁を受けており、今後厳しくなる。
先日は、中国習国家主席の宋特使にも会わず、今回、ミサイル実験を強行したことは、中国からの国連認可の人道的な食料輸出も認可以下の限られたものになる可能性もある。

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<11月29日北朝鮮・弾道ミサイルの概要>
1、北朝鮮弾道ミサイル=ICBM(大陸間弾道ミサイル)
2、発射場所:北朝鮮西部・平安南道平城付近(韓国報道)
3、発射時間:2017年11月29日午前3時17分ころ(韓国報道)
4、打上軌道:ロフテッド軌道(日本報道)
5、最高高度:約4500キロ(過去最高度)(韓国報道)、
6、形状:2段式(日本報道)
7、飛距離:約960キロ、日本海の日本のEEZ内着水(韓国・日本報道)
8、飛行時間:約54分間(過去最高の飛翔時間)(日本報道)、
9、落下時間:11月29日午前4時11分ころ(日本報道)
通常軌道距離はロフテッド軌道の最高高度の2~3倍とされている。
10、推定飛距離:通常軌道の場合9,000キロ~13,500キロ(アメリカ全土到達可)
11、その他:3個に分裂して落下は再突入時では失敗か、核爆発を想定した核模擬弾を大気圏への再突入後爆発させ、分裂したのか・・・不明。

<平壌からの距離>
平壌~アラスカ・アンカレッジ間は6,000キロ
~サンフランシスコ間は9,000キロ
~ワシントンDC間は11,000キロ
~フロリダ間は12,000キロ
~ソウル間は190キロ
~北京間は800キロ
~東京間は1,300キロ

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[ 2017年11月29日 ]

 

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