東京に一番近い東海第2原発 40年超え原発の再稼動申請
スポンサード リンク
東京からわずか120キロと最も近い原子力発電所、東海第2原発(茨城県)。日本原子力発電は11月24日、原子力規制委員会に同原発の運転延長を申請した。
再稼働には巨額の安全対策費が必要だが、所有する原発が全て停止した日本原子力発電(株)が単独で捻出するのは難しい。
それでも再稼働に向け踏み出したのは、原電の事情だけでなく東京電力などとの原発事業再編に備えた延命策との見方が強い。
各電力会社も費用はいくらかかっても、費用は原価、各電力会社のコストに入り、広く国民・企業から料金請求するだけ。
以上、報道参照
政府は9月、原子力規制委員会の委員長に、前、田中委員長より根っからの原発推進派と知られる更田豊志氏を就任させており、また、国民ももう原発に対して不感症になっており、100%認可されるだろう。
更田豊志(ふけたとよし)氏略歴
|
|
年月日
|
昭和32年7月
|
昭和62年3月
|
東京工業大学大学院理工学研究科博士課程修了
|
昭和62年4月
|
日本原子力研究所入所
|
平成13年4月
|
日本原子力研究所企画室調査役
|
平成15年4月
|
日本原子力研究所安全性試験研究センター
|
平成17年10月
|
(独)日本原子力研究開発機構
|
平成22年4月
|
同 安全研究センター副センター長
|
平成24年4月~9月
|
同 原子力基礎工学研究部門副部門長
|
平成24年9月
|
原子力規制委員会 委員
|
平成26年9月
|
原子力規制委員会 委員長代理
|
平成29年9月
|
原子力規制委員会 委員長
|
東海第2発電所
|
|
電気事業者
|
日本原子力発電(株)
|
所在地
|
茨城県那珂郡東海村白方1-1
|
1号機
|
|
原子炉型
|
沸騰水型軽水炉(BWR)
|
出力
|
110.0万 kW
|
燃料
|
低濃縮ウラン
|
約 132 t / 年
|
|
営業運転開始日
|
1978年11月28日
|
日本原子力発電(株)
|
|
主要株主
|
東京電力 28.23%
|
関西電力 18.54%
|
|
中部電力 15.12%
|
|
北陸電力 13.05%
|
|
東北電力 6.12%
|
|
電源開発 5.37%
|
|
九州電力 1.49%
|
|
中国電力 1.25%
|
|
日立製作所 0.96%
|
|
みずほ銀行 0.71%
|
|
三菱重工業 0.64%
|
|
北海道電力 0.63%
|
|
四国電力 0.61%
|
|
運用原子炉
|
|
敦賀原発
|
沸騰水型軽水炉 35.7万kW 1970年3月
|
加圧水型軽水炉 116kW 1987年78月
|
|
東海第2原発
|
沸騰水型軽水炉 110万kW 1978年11月
|
その他
|
敦賀発電所3,4号機計画
|
[ 2017年12月 2日 ]