アイコン 三菱重工 原発蒸気発生器問題で140億円の支払いへ ICC判決

スポンサード リンク

三菱重工・東芝という日本を牽引してきた超大企業、それは昔の話、今やその面影すらない。

三菱重工は、子会社の自動車は不正の宝庫と化かして企業の呈をなしておらず日産へ身売り、自らも巨大コンテナ船の2つ折れ沈没事件を引き起こし、今回は米原発の廃炉に至る機器の不良問題。
東芝は、米WHをコントロールするどころか自らも粉飾等のやりたい放題、結果WHは1兆円以上の問題を抱え潰すしかなくなっている。まだ米LNG取引問題も抱え東芝自ら名前だけ残ることすらできなくなっている。

両社ともサラリーマン経営者として、自らの保身だけに経営資源を集中させたためのザマだ。
こうした原発問題を引き起こした最大原因は、東電と経産省・学者・原発業者共が結託して引き起こしたフクシマ原発大爆発にすべてが起因している。
ただ、誰が責任取ったというのだろうか。

三菱重工業は14日、米カリフォルニア州のサンオノフレ原発廃炉を巡り、部品の納入先である米電力会社サザン・カリフォルニア・エジソンに約1億2500万ドル(約140億円)を支払うよう国際商業会議所(本部パリ、ICC)から命じられたと発表した。
 廃炉の原因となった蒸気発生器を製造した三菱重工とエジソン社は損失負担額を巡り対立していた。
エジソン社が、ICCに仲裁を申し立てていた。エジソン社の請求額は66億6700万ドルで、三菱重工は主張が認められたと受け止めている。ICCは裁定でエジソン社が三菱重工に対し、仲裁費用として5800万ドルを支払うよう命じた。

同原発は、蒸気発生器の配管から水漏れしたのが原因で2012年1月末に緊急停止。米原子力規制委員会(NRC)から再稼働を認められる見通しが立たず、2013年6月に廃炉を決めた。
エジソン社は2013年10月、三菱重工が全損害を賠償しないのは不服として仲裁を申し立てていた。三菱重工は契約上、責任の上限は1億3700万ドルにとどまると主張していた。
以上、

ICCは上限契約を有効としてくれたようだ。三菱重工にとっては大勝利となったが、その信用は大きく損なわれるものにな。損なわれないのは日本の電力会社だけだろうか。由々しき日の丸艦隊。

前回記事
http://n-seikei.jp/2013/10/post-18366.html

 

スポンサード リンク
[ 2017年3月14日 ]

 

コメントをどうぞ

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   
スポンサード リンク
 


PICK UP


PICK UP - 倒産

↑トップへ