アイコン 北海道の秋サケ漁獲37年ぶり低水準、タラも資源量激減

 

 

北海道と北海道区水産研究所によると、昨年の道内の秋サケの水揚げ量は1573万匹と、平成に入って最も少なかった前年より▲33%減った。これは、昭和55年以来、37年ぶりの不漁となる。
海域別に見ると、最も水揚げ量の多い「オホーツク」が前年より▲27%少ない858万匹、日高や道南などの「えりも以西」は▲27%少ない241万匹、「根室」が▲55%少ない212万匹などと5海域中4海域で前年を下回った。

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<スケソウダラも資源量激減>

函館水産試験場は、1月16日から20日にかけて、渡島沖や胆振沖など、道南の太平洋海域に産卵しに来るスケソウダラの資源調査を行った。
超音波を使った魚群探知機で調査した結果、スケソウダラの魚群の平均反応量は、前年の3分の1以下、一番多かった平成21年度の約16分の1にとどまり、調査を開始した平成16年度以降で最も少なくなったという。
函館水産試験場によると、スケソウダラは北海道が全国の漁獲量の9割以上を占め、なかでも太平洋側は、そのうちの半分以上が獲れる豊かな漁場となっているが、最近、漁獲量は年々減少傾向にある。

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[ 2018年2月19日 ]

 

 

 

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