アイコン 材木産地少ない中国へ木材輸出急増 61.7%増

日本木材輸出振興協会によると、2017年の丸太輸出額は中国の旺盛な需要を取り込み、前年比61.7%増の137億円と過去最高を記録した。このうち、杉を中心とする九州産が7割超を占める。
丸太の港別輸出額では、九州の港が上位に並ぶ。
トップは鹿児島・志布志港の38億円で、87%が中国向け。
2位は熊本・八代港の13億円。
宮崎・細島港が12億円で続く。

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志布志港の輸出額が多いのは、港を使う鹿児島、宮崎両県の4森林組合が輸出のための協議会を立ち上げ、安定供給できる態勢をつくっていることによるもの。中国向けの丸太は現在、工業製品の梱包材用など品質の高くないものが多いが、協議会では「今後は、より良質な木材の輸出にも取り組んでいきたい」と、さらなる輸出増加に意欲を見せている。
以上、報道参照

以前、韓国の木材商が西日本各地の木材産地を山ごと購入していると報じられていた。韓国が購入する木材はヒノキがほとんどだが、中国は木材産地がすまなく、南洋材や北朝鮮材を大量に輸入している。大金持ちの増加により、木材需要も増加することから、日本の木材資源も今後、中国から注目されるものと思われる。中国沿岸部だけでも7億人以上が暮らす。
大量需要が見込まれる建築用は、中国向けに積極的な日本の木材の宣伝・PRが必要だろう。通産官僚出の農水大臣では理解できないだろうが。
 

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[ 2018年2月10日 ]

 

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