アイコン 不正融資が拡大かスルガ銀行 破綻のシェアハウスのスマートデイズ関連融資ほか

 

 

シェアハウスのサブリース事業を展開する(株)スマートデイズは負債額約60億円を抱え4月9日、東京地方裁判所へ民事再生法の適用申請し、監督命令を受けた。
同社は営業でこれまでに800棟を展開、ほとんどの投資家が1~3億円程度の物件を、スルガ銀行から7%前後の高金利のフルローンで購入していた。スマートデイズのサブリース失敗で被害を受けたオーナーは約700人、融資総額は約1000億円ともされている。

そのシェアハウスや賃貸マンションなどに投資するオーナーへのスルガ銀行(静岡県沼津市)では融資の過程で不正が発覚している。
同行では、ほかの中古マンション投資でも不正が相次いでいることがわかったと報道されている。
会社員らがマンション1棟を買う際、不動産業者に託した融資書類が改ざんされ、融資条件に合うように見せかけられていた。

金融庁はシェアハウス問題で同行に立入検査に入ったが、マンション投資の不正も問題視される可能性がある。
不正がわかったのは、地方の中古マンション1棟を丸ごと買う投資。全国で多くの不動産業者が、自己資金ゼロで購入できると会社員や医師らを勧誘した。

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1棟あたり1億~2億円台の購入資金は、スルガ銀行が年利4%前後、約30年のローンで貸す例が多く、会社員らは預金通帳コピーなどを業者に託し、スルガ銀への融資手続きを任せた。
その際、預金残高を多くするなどの改ざんし、スルガ銀行の融資条件に合わせて貯蓄が多いように見せかけて、多額の融資を受けていた。
以上、

地方銀行が生き残る道は、マイナス金利下、収益を上げる体質強化。同行は以前から、他行が融資しないような案件や業種にも融資することが多いことで知られ、地方銀行ながら全国展開している。
当然金利は他行より高く貸し出しすることができ、融資や担保・返済に問題がなければ利益も多いのは当然。

スーパー都市銀行が今ではサラ金を子会社化しているのと一緒とも言える。
融資方法の不正は不正だが、一概に不正と言えないのがスルガ銀行の営業方法と収益ではないだろうか。

本来、サブリースの運用問題とは別問題でもある。スルガ銀行はスマートデイズのサブリース事業が破綻状態にあると知ることはできなかったはずだ。

結果、同行のスマートデイズ関連やほかの不動産関連融資での不正融資により、貸付金が不良債権やサプライムローン化する問題により、同行の財務内容が悪化すれば、金融庁は、同行の不良債権を処理させた後、破綻させるか、どっかの銀行に買収させる可能性もある。

金融庁は銀行を管理するのが仕事、銀行の不動産関係融資が、近い将来サブプライムローン化する恐れがあり、昨年から融資規制強化をはかっている。
同行が経営上は問題がないとしても、そうした折からも同行の収益頭の不動産関係の新規融資に対して、総量規制をかける可能性もある。

 

スルガ銀行
連結/百万円
15/3
16/3
17/3
売上高
131,114
139,430
145,753
営業利益
57,600
63,845
68,991
経常利益
53,405
56,395
58,222
当期利益
32,891
36,717
42,627
総資産
4,284,990
4,390,146
4,471,725
自己資本
290,057
300,032
338,030
資本金
30,043
30,043
30,043
自己資本率
6.7%
6.8%
7.5%

 

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[ 2018年4月18日 ]

 

 

 

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