アイコン (株)夢かのや(鹿児島)/破産手続きにおける保全管理命令

 

 

農産物加工卸の(株)夢かのや(鹿児島県鹿屋市下堀町9590-4、代表:馬塲秀和)は7月4日、鹿児島地裁鹿屋支部において、破産手続き前の財産保全管理命令を受けた。保全管理人には、蓑毛まりえ弁護士(電話099-822-0011)が選任されている。

負債額は約7億円。

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同社は農水省の「国産原材料サプライチェーン構築事業」を活用した「大隅地区サプライチェーン協議会」の事業を前身に、平成22年12月設立された地元農産物加工卸販売会社。加工施設には多くの補助金が投入されたものの、多額の借り入れ負担もあり、安易な人件費増に採算性にも乏しく、消費不況の中、競争も激化、経営不振に陥り、債権者から破産を申し立てられ、行き詰った。

補助金行政依存症・経営才覚の問題。

こうした事業は、よほどの民間の経営能力のある人が経営を行わない限り、縁に流され経費高を生み成功しない。農水省も何かしない限り存在価値もさらに低くなり、すぐこうした事業を思いつき、資金をばら撒く。

 

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[ 2018年7月20日 ]

 

 

 

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