16日は「敬老の日」。総務省が発表した9月15日現在の人口推計によると、日本の65歳以上の高齢者は3588万人で、前年より32人増加し、過去最多を更新した。
また、総人口に占める高齢者の割合も、前年より0.3ポイント増えて、過去最高の28.4%となった。
これは、国連のデータで見ると世界で最も高く、日本に次いで高いイタリアの23.0%や、ポルトガルの22.4%を5ポイント以上も上回っている。
国立社会保障・人口問題研究所の推計では、この割合は今後も上昇を続け、2025年には30%となり、2040年には35.3%になると見込みとなっている。
一方、働く高齢者の数は昨年862万人で、働く人全体に占める割合は12.9%で、いずれも過去最高を更新した。また、高齢者の就業率は24.3%で、10年前に比べて5ポイント近く増え、主要国の中でも最も高い水準。
以上、