アイコン 加テレサット 低軌道通信衛星で光通信並みのサービス提供へ


カナダの衛星運用大手テレサットは9日、衛星や関連機器を手がけるフランスのタレスアレニア・スペースと共同で、低軌道(LEO)衛星による次世代高速通信網「Lightspeed」を2023年に実用化すると発表した。
米メディアによると、衛星やロケット打ち上げ、地上インフラの構築、運用のためのソフトウェア基盤の開発を含めた構築費用の総額は50億ドル(約5230億円)を見込む。
通信網構築には、地表から1000キロメートル以内を周回する低軌道衛星を使う。地表から3万6000キロメートル離れた静止衛星と比べてより速く通信できるうえ、光ファイバー網と比べても通信遅延が少ないという。

テレサットは世界への衛星によるインターネットサービスの提供をめざす。

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最初の衛星を2023年に打ち上げ、同年後半にサービスを実用化する計画。主に企業や政府機関などの利用を想定している。
テレサットのゴールドバーグ最高経営責任者(CEO)はタレスアレニアとの共同開発が「衛星による高速通信網に革命をもたらし、高成長市場での決定的な競争力を得ることにつながる」と述べている。
衛星は小型ロケットで打ち上げ可能で、寿命は10〜12年。衛星間のデータ通信を活用することで、地上局などの設備投資にかかる費用も最小限に抑えるという。
一方で、打ち上げの失敗や低軌道にも多いとされる宇宙ごみ(デブリ)との衝突などのリスクにどう備えるかといった課題もある。
低軌道衛星による通信網を作り上げる計画には、起業家のイーロン・マスク氏が率いる宇宙開発ベンチャーの米スペースXが構築中の衛星によるブロードバンド通信サービス「Starlink」や、
全人類の95%に衛星を介したブロードバンド通信の提供をめざすアマゾン・ドット・コムの「Kuiper」などもある。
テレサットは「消費者向けではなく企業向け」(ゴールドバーグ氏)で、先行するサービスと競合しないとみている。
以上、報道参照

日本の出る幕は何もない。
ゴミが嫌いで礼儀正しい日本は宇宙ゴミの掃除機衛星を打ち上げる予定。

[ 2021年2月10日 ]

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