福岡県警は3日、スマートフォン決済サービス「7pay(セブンペイ)」の不正使用事件で、他人のアカウントを使って商品を購入したとして、不正アクセス禁止法違反と詐欺の疑いで、埼玉県戸田市の技能実習生の男(27)と千葉県松戸市の会社役員の男(35/2人とも中国籍)を逮捕したと発表した。
福岡県警によると、4日に同県岡垣町の50代男性が「不正アクセスの疑いがある」と折尾署に相談して発覚。セブンペイの不正使用を巡る九州での逮捕者は初めて。
逮捕容疑は、7月2日午後8時20分ごろ、他人のIDとパスワードをスマートフォンに入力してセブンペイに不正にアクセスし、戸田市のコンビニ「セブン―イレブン」でたばこ190点(計9万5千円)を電子決済で購入し、だまし取った疑いがもたれている。