9月の韓国の自動車販売状況は、韓国人特有の激しい感情によるボイコットジャパンの影響から、日系車の売上台数は激減している。レクサスはプラスとなっているものの昨年はモデルチェンジの買い控えで減少していたことからプラスとなっている。なお、8月のレクサスは603台の販売台数だった。
ベンツの9月の販売台数は3倍増にまで膨らんでいる。昨夏、火災多発を起こしたBMWも倍増させ、韓国にありドイツ神話は生きている。ただ、VWは韓国車と同レベルと見られたようで、不正排ガスの賠償問題もあり、信用回復には程遠いようである。
ボイコットジャパンは今や官製、文政権維持の拠り所になっており、今後も折に触れ、爆発するものと見られる。
来春4月の総選挙次第では、文政権はさらに独裁色を強める可能性もあり、日系メーカーにあっては計画数除外、+αカウント国扱いが妥当だろう。赤字月が続けば当然撤退が無難だろう。撤退損を考慮しても無理して赤字をタレ流し続ける必要はない。