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経産省が30日発表した9月の商業動態統計(速報)によると、小売販売額は、前年同月比9.1%増の12兆5890億円だった。増加は2ヶ月連続。
10月の消費増税を前に駆け込み需要が発生し、前回増税前の2014年3月(11.00%増)以来の高い伸びとなった。
特に高額な自動車や家電、買い置きできる化粧品などで大きな動きが見られた。

経産省は9月の高い伸びを受け、小売業販売の基調判断を「増加している」に上方修正したが、10月以降は、増税後の消費マインドの動きや、相次ぐ自然災害の影響などを見極める必要があるとしている。

商品別では、

家電など機械器具小売業は、前年同月比37.99%増と高い伸びを示した。
伸率は、家電エコポイント制度の縮小直前に駆け込みが発生した2010年11月以来の高水準だった。
冷蔵庫や洗濯機、エアコンなどの生活家電のほか、4Kテレビやパソコンの販売も増えた。
自動車は16.9%増。増税直前になって、すぐに引き渡せる車両を中心に大きな駆け込み需要が発生した。

業態別では、
百貨店の販売額が22.1%増え、前回増税前の2014年3月以来の伸びに達した。
宝飾品を中心とした高額商品や化粧品で駆け込み需要が発生した。引き続き外国人観光客も売り上げを下支えしている。
家電大型専門店の販売額は52.4%の大幅増だった。
スーパーやドラッグストア、ホームセンターでも販売額は前年同月を上回った。
コンビニエンスストアは前年10月のたばこ税増税直前に駆け込みが見られた反動減が出て、▲0.2%減った。

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