事業再生ADR活用 (株)フタバ図書(広島)新会社に事業譲渡
(株)フタバ図書(広島市西区観音本町2-8-22)は1月28日、3月1日付でファンドなどが出資する新会社へ事業譲渡すると発表、事業再生ADR手続きを活用するという。
出資額は6社(ひろしまイノベーション推進機構、日本出版販売、蔦屋書店(東京・渋谷)、広島マツダ(広島市)、エディオン、もみじ銀行)で合計9億円。
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同社は1913年創業の老舗で、「複合専門書店チェーン」として広島県内を中心に関東圏にも店舗を展開。
事業多角化が失敗、さらに書店業界を取り巻く環境の悪化を受けて業績も低迷し、資金繰りも悪化。
そんなおり、昨年新たにスポンサーがつき、会社分割の方式で再建を目指す調整に入っていた。
フタバ図書概要
業種 |
書店経営(書籍・雑誌小売)ほか |
本店住所 |
広島市西区観音本町2-8-22 |
代表 |
世良 茂雄 |
創業 |
大正2年9月23日 |
設立 |
昭和26年7月23日 |
資本金 |
4,950万円 |
従業員 |
253名 |
[ 2021年1月29日 ]
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