工作機械の受注は、米中貿易戦争の影響から、中国経済が低迷、新規投資どころではなくなっており、日本の工作機械メーカーの受注は大きく落ち込んでいる。
これまで、タラ腹貯め込んだ日本の輸出型のメーカーも先行投資に走る気配はなく▲45%も減少している。
米中貿易戦争は、米トランプが、経済政策での支持率が過半数を占め、大統領選での敵陣の民主党バイデン潰しにも汚い手で成功し、再選を優位に進めている。
そうしたことから、貿易戦争の本格的な和解は来秋の大統領戦後でもよいとしており、中国経済の低迷は続くものと見られる。
現在の中国経済政策は、輸出より内向きに向いており、日本の中国への輸出企業にとって、当面、悲観的な動きになると見られる。ただ、トランプ変数は常にある。